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動物愛護事業

動物病院 Mobile VET Office

なぜ獣医師になったのですか?
獣医師になるきっかけは小学生の頃に飼っていたウサギが病気になったことでした。癌ができてしまい、病院に行ったときには、もう手遅れで助けてあげたかったというのが、獣医師になろうと思ったきっかけです。
大学卒業から今の「飼い主のいない犬猫の不妊去勢専門病院」の開業まで
大学を卒業してから、山口獣医科病院(神奈川県大和市)で動物愛護診療に携わりました。「公益財団法人どうぶつ基金」の現顧問・山口武雄さんが院長の動物愛護で有名な動物病院です。どんな病気が持っているかわからないから、と野良猫を受け入れない病院が今でも結構あります。そのリスクを負いながらも、野良猫が増えないように不妊治療をしたり、怪我をしたら治療してあげたりしている病院でした。

30歳になる前に、海外への憧れがあったので、タイ・インド・ネパールやアジア諸国、アメリカ・イギリス・カナダを巡り、アニマルシェルターを見学したり、ボランティア獣医師として勤務したりして暮らしました。帰国したのが、ちょうど東日本大震災が起きたころで、福島の警戒区域内で残された飼い猫・犬が野良化しているという状況があり、不妊手術に関わりました。

その後、仙台で公務員になりました。動物愛護行政への配属を希望していたのですが、食肉の配属になってしまって。やっと動物愛護行政に配属が決まった!というタイミングで、夫が転勤で北海道に移住することになったため、動物病院を開業することにしました。
動物病院 Mobile VET Office では、どんなお仕事をしていますか?
主に飼い主のいない動物を対象に獣医をしています。人件費や設備費を抑えながら、野良猫にも低価格で不妊手術を行います。また地方の小さな自治体では、獣医が不足している状況があり、出張手術や地域の獣医師を育成にも力を注いでいます。
これからの目標を教えてください
北海道内の野良猫をゼロにすることです。野良猫に餌を与えることは悪いことではないのですが、餌をやるならきちんと不妊手術をしましょう。